NPO法人 川に学ぶ体験活動協議会ホームページ

地方行政の方々へ

 

  • 昨今、地域において若者の人口流出や雇用の問題が浮き彫りになってきました。これらの問題を解決するシステムや人材育成が必要です。
    RACでは川がこれらの問題解決につながると考えています。
    川はそれぞれ地域によって違いがあり、独自の文化などがあります。子どもの頃に川で遊ぶことで地域の自然から学び、人と出会い、ふるさと教育となっていきます。このような経験がUターンなどにつながり、地域が存続していき河川環境なども守られていくでしょう。
    また、地域に川の安全指導ができる指導者を養成することで、安全な川遊びが普及していくのと同時に仕事の創出につながります。RACでは河川をキーワードにした地域づくりのお手伝いをしています。

河川地域づくり例

    福井県 環境文化研究所 「そうだ!川に行こう!」

 

 かつて日野川は地域住民から遠い存在となりつつありましした。そんな折、日野川流域交流会が発足し、様々な取組みを行う中で、RACとの出会いがありました。今では、毎年8月になると、RAC指導者が参画しアユつかみやEボート、ライフジャケットを着用した川流れなど、川の安全や文化社会について参画する流域住民イベント「そうだ!川に行こう!」に、毎年数千人の方がにぎわうみんなの憩いの川になりました。アユを捕まえ焼いて食する等、命のつながりを学ぶことのできるこのイベントは、地域の河川流域から学ぶ社会を目指し、多様な専門家・学校・NPO・企業・団体・行政・RAC指導者が一丸となり活動をしています。

また、河川空間をビジネスのプラットホームとした、全国初のリバービジネス「おしゃれな『リ・BAR』」も展開しています。少子化・定住化対策をねらいに、中心市街地と連携する川の賑わいと景観を創出するかわまちづくりです。

地域のタカラモノである河川をど真ん中にした地域づくりにより、地域に誇りが生まれ、河川の楽しさや危険性も学ぶ機会が作られています。これからも河川のある流域だからこそできる地域づくりの可能性を拡げていきたいと思います。

河川管理者の方々へ

 「RACの活動の原点は、河川審議会「川に学ぶ小委員会」が平成10年6月にまとめた報告「「川に学ぶ」社会をめざして」にあります。まさに、国土交通省の「川に学ぶ社会の構築」という施策を実現する取組のひとつです。

    RACでは全国の河川管理者の皆様にRACの講習会への参加を提案しています。川の安全な利活用など「体験」から学んでいただき、それぞれの地域で生かしていただくことで川と人の共存する社会になると考えています。例えば、地域にいるRACの指導者と連携し、子どもたちの川体験を実践します。そこから子どもたちの意識や地域の大人の調査につなげ、検証する資料作成などを行うことで地域の安全レベルが高まっていきます。
    また、RACの防災教育は災害に強くなる地域づくりに適しています。地域の自然災害のリスクや対処法を学び、いざという時に動ける人材を育成します。

これまでの実績

発注者 事業名称 事業内容
国土交通省九州地方整備局八代河川国道事務所 H26度・H27年度 球磨川水辺交流活動の運営 球磨川における安全な河川利活用に資するため、学生、一般住民等を対象として安全な河川利用(水難事故防止訓練等)を目的とした講習会及び体験学習会を運営するもの
国土交通省中国地方整備局太田川河川事務所 H23 水辺の安全教室運営(太田川) 河川を利用するにあたり、川の面白さや自然の豊かさ等を体験を通じて教育するとともに、川の特性や危険を察知する感覚を身につけ、河川水難事故のリスクについて体験的に理解できるよう講師が河川利用者を対象に実施する講座の運営補助を行うもの
国土交通省中国地方整備局山口河川国道事務所 H22 佐波川子どもの水辺安全講座 河川を利用するにあたり、川の面白さや自然の豊かさ等を体験を通じて教育するとともに、川の特性や危険を察知する感覚を身につけ、河川水難事故のリスクについて体験的に理解できるよう講師が河川利用者を対象に実施する講座の運営補助を行うもの
国土交通省中国地方整備局太田川河川事務所 H21 水辺の安全教室運営(太田川) 河川を利用するにあたり、川の面白さや自然の豊かさ等を体験を通じて教育するとともに、川の特性や危険を察知する感覚を身につけ、河川水難事故のリスクについて体験的に理解できるようにするものである。そのため、河川水難事故防止に関するスキルアップを推進するために、河川利用者を対象に安全面や河川水難事故防止対策等の指導を行うもの
国土交通省九州地方整備局 H20 河川水難事故防止に関する講習会運営業務 近年、全国的に局地的な集中豪雨が多発しており、昨年7 月の兵庫県都賀川では急な増水に伴い児童を含む5 名が亡くなる水難事故が発生している。これを受け 、国土交通省では平成21 年1 月に「中小河川における水難事故防止対策WG」
報告書はまとめられた。本業務は、国土交通省職員・行政関係者・学校関係者・市民団体を対象に河川における水難事故防止を目的とした講習会を九州管内の一級河川において実施するとともに、受講生に対するアンケート調査により講習会の効果検証を行うものとする。
国土交通省九州地方整備局筑後川河川事務所 H18 川の指導者養成講座運営 行政と住民が協同で河川の利用活用と子供たちの環境学習を推進し、河川への理解を深めていくことを目的として、川の指導者養成講習会を開催するものである。これにより、将来に向けて良好な河川環境の維持、地域と連携した河川管理体制の構築に寄与するものである。
国土交通省九州地方整備局熊本河川国道事務所 H17 川の安全対策、安全管理に関する技術講習会運営 河川内での現地調査、環境調査、水質事故対応等の実施及び水生生物調査、リバースクール等の実施の際の安全対策や安全管理等に関する知識や技術の取得を目的に、川で活動している市民団体等を対象に、講習会を実施するものである。
国土交通省九州地方整備局筑後川河川事務所 H17 川の指導者養成講習会運営(くるめウス、日田)H17 行政と住民が協働で河川の利用活動と子供達の環境学習を推進し、河川の理解を深めていくことを目的として、川の指導者養成講習会を開催するものである。これにより、将来に向けて良好な河川環境の維持、地域と連携した河川管理体制の構築に寄与するものである。本業務は行政と住民が協働で河川の利用活動と子供達の環境学習を推進し、河川の理解を深めていくことを目的として、川の指導者養成講習会を開催するものである。これにより、将来に向けて良好な河川環境の維持、地域と連携した河川管理体制の構築に寄与するものである。
国土交通省九州地方整備局筑後川河川事務所 H16 川の指導者養成講習会運営(大川)H16 行政と住民が協働で河川の利用活動と子供達の環境学習を推進し、河川の理解を深めていくことを目的として、川の指導者養成講習会を開催するものである。これにより、将来に向けて良好な河川環境の維持、地域と連携した河川管理体制の構築に寄与するものである。
東北地方整備局   RAC川のリーダー養成講座in秋田 実際に川で活動している市民団体等を対象に、川に学ぶ体験活動を普及させるため、指導者(認定者)による川の指導者の育成を目的としてRAC川のリーダー養成講座を実施するものである。

安全を管理する

    安全に自然体験活動を行うことは、知識をもって行いましょう。

    安全を学ぶためには講座を受講することが理想ですが、RAC指導者は全国に約4000人以上います。

    講習をうける時間がない場合は、近くの指導者をご紹介できます

     

    1..知識を持った指導者の管理の元イベント行う。指導者派遣サイト

2.信頼性のある道具を身につける。詳しくはこちら

これまでに、口名田小学校・見附市・仙台市立北中山小学校・見附消防署等にRACライフジャケットを購入頂いています。

お勧めの講座

行政向け川の安全研修会 半日で行政が気を付けるべき川での安全管理が学べる講座
水辺のリスクマネジメント講座 半日で水辺の危険個所や安全対策を学べる座学講座
水辺のレスキュー講座 1日で身近なものなどでの救助法を学ぶ講習
子ども水辺安全講座 半日~で親子で学べる川の安全体験講座

その他のRAC認定講座

次へリンクのRAC認定の講座カタログ(PDF)もご参照ください。