TOP  全国一覧  鶴見川 綱島バリケン島  BACK   
   

綱島バリケン島

つなしまばりけんとう

水 質 ★★★★★
流 れ ★★★★
景 観 ★★★★★
生き物 ★★★★
施 設 ★★★★★
水辺の様子
 東急東横線綱島駅付近、鉄橋がかかる鶴見川の左岸に広がる寄り洲は、以前南米産のカモの仲間、バリケンが住んでいたため、いつしかバリケン島と呼ばれるようになりました。2003年のタマちゃん騒動の時には、東急線橋脚の土台がタマちゃんの休む場所になり、多くの人に知られるようになりました。  この場所の周辺は高水敷(河川敷)が広がり、多くの人たちが憩いの場所として利用しています。高水敷の土手はカニたちの住みか、ベンケイガニやクロベンケイガニといったカニ達が、たくさん暮らし、一方川の中に目を向ければ、感潮域に当たる河川には、ボラ・スズキ・マハゼ・ウナギ・テナガエビなどを筆頭に、多くの生きもの達が暮らしています。  寄り洲の周囲は在来の植物を基本とした草地が残り、川辺ではガマなどの抽水植物が、また湧き水がある場所では水路が設けられ、湿性植物が見られ、自然の拠点としても重要な場所となり、環境学習にも適した地となっています。
  水辺の詳細情報
 河川名 鶴見川水系 鶴見川 (つるみがわすいけい つるみかわ)
 所在地 神奈川県横浜市港北区綱島西2丁目4付近 
(かながわけんよこはましこうほくくつなしまにし2ちょうめ4ふきん)
 交通アクセス
マップ
[電車バスでお越しの場合]
東急東横線綱島駅下車
横浜方面へ線路沿いに道をたどり大綱橋へ 橋の手前側から河川敷へ入ります
[車でお越しの場合]
  達人からの推薦
 綱島バリケン島は都市域の川辺の自然拠点として、TRネットが注目し、3つの参加団体が合同で活動している場所です。毎月第4土曜日14:00から、川辺のクリーンアップ、水辺の生きもの調査、寄り洲の植物の管理、カニの脱皮場所の整備などを行っています。また最近では外来種に制圧されたオギ原の再生なども行い、川辺の自然回復のお手伝いをしています。  周辺の水辺は深い場所が多く、子どもが単独で川に近づくには向かない場所ですが、安全な高水敷や土手ではカニがたくさん見られ、水に入らなくても十分に楽しむ事ができる場所です。
(NPO法人鶴見川流域ネットワーキング 中原 優人)
【達人へのお問合せ】
TEL : 045-546-4337  FAX : 045-546-4344
E-mail : メールはこちら
URL : http://www.tr-net.gr.jp